暮らしてみると、
地域がもっと近くなる。
余野・はざかけの道 2025年秋
山に囲まれた、
人口300人ほどの集落です。
朝は川の音で目が覚めて、
夜は驚くほど静かになる。
特別なことは、
たぶん何もありません。
それでも、何日か泊まるのと、住んでみるのとでは、見えるものがまるで違います。いとくるは、その差を試してみるための家です。まずは1ヶ月から、試しに。
余野という集落
真庭市のいちばん東のはしにあります。まわりは全部、山。水がとにかく豊かで、家の前の用水路にも田んぼにも、いつも水の音があります。コンビニはありません。そのかわり、歩いていると誰かに会います。
- 人口
- 約300人
- 位置
- 真庭市の最東端
- 地形
- 山あいの、水の多い谷

余野の一年
季節でやることが変わります。予定を決めなくても、だいたい山と川のほうから決まっていく。暮らしの真ん中には、大津神社のお祭りと、霜月祭に向けた米づくりがあります。
4月
田んぼに水が入る
桜が散ると、山じゅうが新緑になります。苗が育ち、田んぼに水が入ると、集落の音が変わります。
5月
田植え
霜月祭で使う餅米の苗を、小学校の子どもたちや地域の人と一緒に、手で植えていきます。
6月
ホタルの夜
夜、田んぼの上をホタルが飛びます。数が多いので、はじめて見る人はだいたい驚きます。
8月
川で遊ぶ
家の近くの川に入れます。キャンプ場では直火で焚き火も。空が暗いぶん、星がよく見えます。
9月
稲刈り
実った稲を鎌で刈り、はざにかけて干します。田んぼに、稲の壁の通り道ができます。
10月
しめ縄づくり
その年の稲わらで大しめ縄をない、拝殿と鳥居にかけます。しごく、たたく、よる。全部、手の仕事です。
11月
秋大祭
11月3日は大津神社の秋大祭。法被姿の大人たちがお神輿をかつぎ、集落をまわります。
12月
餅つきと霜月祭
祭りの前日、田植えから育ててきた餅米を臼と杵でつきます。翌日の霜月祭では、拝殿から餅がまかれ、一年の米づくりが締めくくられます。
1–2月
雪の季節
雪が積もります。雪かきをして、薪ストーブで暖まって、春を待つ季節。湯原・奥津・のとろの温泉まで、車で行けます。
そしてまた、春。
ここでの一日
何が起きるというわけでもない、ふつうの平日です。
川の音と鳥で目が覚める。カーテンを開けると、まだ谷に霧が残っている。
台所でコーヒーをいれる。壁が空色なので、朝の光が入ると部屋ごと明るくなる。
集落をひとまわり。誰かに会えば立ち話になって、たいてい予定より長くなる。
リビングで昼ごはん。近所の人を招いて、一緒に食べる日もある。
仕事の続き。Wi-Fiはあるので、オンラインの打ち合わせも問題なく。
買い出しは車で。近くに店はないので、まとめ買いが基本になる。
外に出ると、驚くほど暗い。見上げると、星が出ている日が多い。
手の仕事と、集まる人
いとくる、という家
空き家だった一軒を、少しずつ手を入れながら使っています。きれいに仕上がった家ではありません。どこを誰が直したか、だいたい説明できる家です。
天井に、古着が詰まっている
2階の天井の断熱材は、集めた古着です。1階は床下に断熱を入れました。あるものを使って、寒さをしのぐ方法を探しているところです。
台所の壁は空色
古民家らしさを狙わずに、思いきり明るい色を塗りました。ここで料理をしていると、家にいる感じがあまりしません。
リビングに、人を招ける
広いリビングは、住人が友人や地域の人を招いて、お茶やごはんを一緒にできる場所です。ここで生まれるつながりが、いとくるがただの住まいではない理由です。
部屋と間取り
個室は3つ。最大3名のコンパクトな家です。台所・風呂・トイレ・リビングは共用になります。
客室1 / 1階 6畳
入居中床下に断熱材を施工しています。1階なので、リビングや台所との行き来がしやすい部屋です。
客室2 / 2階 8畳
11月1日から空室いちばん広い部屋です。東向きの窓で、朝の光が入ります。天井の断熱には古着を詰めています。
客室3 / 2階 6畳
入居中東向きの窓。こちらも天井に古着を敷き詰めています。2階は2部屋が並んでいます。
住むには
1ヶ月から住めます。まず試してみたい人も、腰を据えたい人も、どちらでも。
- 賃料
35,000円 / 月
4ヶ月〜1年で契約する場合。1〜3ヶ月の短期は 40,000円 / 月。
- 敷金・礼金
- なし
- 共益費
- 水道・光熱費・通信費・浄化槽清掃料を、入居者の人数で割って請求します。季節で変動します。目安は相談時にお伝えします。
- 駐車場
- 1台分まで無料
- 設備
- 各室エアコン / Wi-Fi / 水洗トイレ
- 定員
- 最大3名
真庭市の二地域居住 家賃補助
都市と真庭を行き来して暮らす人に、真庭市が家賃の一部を補助しています。家賃から15,000円を引いた額が対象で、いとくるの場合は月20,000円ほど。最長1年まで。条件や申請の期限があるので、くわしくは相談のときにお伝えします。
問い合わせ先:真庭市 地域みらい創生課 0867-42-1179
このほかの条件は、直接お話ししながらお伝えしています。見学だけでも歓迎です。
まわりのこと
いとくるは、余野で動いているいくつかの取り組みのひとつです。住まなくても、まずは泊まりに来る、という関わり方もあります。
宿・キャンプ場高仙の里よの
古民家貸宿「青木本家」、大型貸ロッジ「なつつばき」、直火のできる「余野キャンプ場」。まずは泊まってみるならここ。
サイトを見る
まず、話してみませんか
入居を決める前に、一度来てもらうのがいちばんです。見学、短期のお試し、「ちょっと気になる」くらいの段階でも、遠慮なくどうぞ。
