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2022インターン3日目(草刈りを学ぶ)

インターンシップ3日目はキャンプ場の草刈り業務。
人生初の刈払機
人生初の刈払機
 
インターン生2人にとって初めての刈払機ということなので、刈る前に1時間安全講習を実施しました。 現場は法面があったり、砂利があったりと難易度の高い場所があるので、念入りに安全講習を行います。
 
講習後、さっそく草刈り実施。
恐る恐る、自分達のペースで草刈りを行なってくれました。
バッテリー式の仮払機は振動が少なく、音も静か
バッテリー式の仮払機は振動が少なく、音も静か
エンジン式の刈払機でガッツリ刈ります
エンジン式の刈払機でガッツリ刈ります
 
実施後、落ち葉を使っての焼き芋を実施。
これは田舎ならではの楽しみのひとつ。
湿った落ち葉は煙がすごい
湿った落ち葉は煙がすごい
 
ここで、焼き芋ができるのを待ちながら「草を刈る行為」について対話を行いました。
 
なぜ草を刈るのか?
草を刈ると何がいいのか?
 
キャンプ場の草を刈る、という視点だけだと、サイト整備の観点しか考えられません。
ここで別の切り口、「田舎と草刈り」という点で見てみます。
田舎では、そこに住む人たちが自分たちの関わる畑や庭、時に道路脇の草を刈っています。 そしてその行為があるから田舎の風景が保たれています。
しかし、高齢化や人口減少によって田舎で草刈りをする人たちが減ると、道も荒廃して移動が困難になってしまいますし美しい田舎の風景もなくなってしまいます。
という話をしました。
また、生物多様性の切り口からは、定期的に背の高い草が刈られることによって陽の光が表土に行き届き、背の低い植物が育ちます。 そうやって植生が豊かになると住む生物も増え多様性が生まれます。
刈払機も色々種類があります
刈払機も色々種類があります
 
草を刈る、その行為ひとつとっても、見る角度を変えると異なる意義に気づくことができる、そんなことを伝えました。
インターン生はその話から、草刈りがその地に住む人の使命感を引き出し、生きがいになるのではないかと感じたようです。 多角的に物事を捉えることにも目から鱗だったようです。
 
広範囲の草刈りを終え達成感
広範囲の草刈りを終え達成感
 
広範囲の草刈り、お疲れ様でした。

 
#インターンシップ